ドイツで風邪にかかったとき②ドイツの田舎の病院の様子と必要なドイツ語【ドイツ語例文付き】

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前回の記事では、試用期間(Probezeit)中に高熱を出し、病欠を取るまでとドイツ語での電話連絡について紹介しました。↓

ドイツで風邪にかかったとき①就職後、試用期間中の病欠の仕方とドイツ語での電話方法【ドイツ語例文付き】
日本にいるときは病気なんて縁のない、インフルエンザが蔓延しようと学級閉鎖になろうと元気にお外を駆け回る風の子だったのですが、18でカナダに渡り、現在ドイツで働く中で頻繁に風邪をひくようになりました…。歳のせいか、環境の変化のせいか...

今回の記事では、実際のドイツの病院の様子と通訳なしで受ける診察についてご紹介。

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病院選び

ドイツではかかりつけ医制度が採用されているため、一見さんの診療はハードル高め。しかも基本的には予約が必要。予約は通常電話で行う。

ドイツ語の初級教科書ではお医者さんに電話で予約する、という題材がよく取り上げられています。

それだけ外国人にとって難しい、そして最初に知っておかなければならないことなんですね。

ドイツの病院制度についてはこちらを参考にしました↓

ドイツの病院・医療システムを知ろう! -
デュッセルドルフにあるホームドクター、篠田診療所

新しい土地で最初に医者にかかる場合はその土地に住んでいる人にどこの病院がいいか聞くとよいでしょう。

私は同僚にHast du Hausarzt hier??(この土地でかかりつけ医いる?)と聞いて、紹介してもらいました。

このときに病院の場所と開院時間、どんな先生かということも聞いておくとよいでしょう。

私が聞いた同僚は私と同じく外国人で、かかりつけ医を見つけなければならない難しさを知っていたので、かなり詳しく教えてくれました。

「予約なしで行くなら朝8時の開院と共に入ったほうがいいよ。朝8時に入れば、予約がなくてもだいたい10時には見てもらえるから。午後はやってないから午前中に行かなきゃダメよ。予約はあったほうがいいけどなくても拒否されることはないよ。予約はしてないけれどめちゃくちゃ頭痛いから見てほしいって言えばOK。それでHausarzt がいないことも伝えるの。もう患者をたくさん抱えていてこれ以上は無理って私のときも言われたけど、1人でここに住んでいて車もないからここに来るしかないって言えば受け入れてくれるよ。あとそのときにここの会社で働いているってことも伝えるといいよ、うちの会社の経営者とそこのお医者さん知り合いだから良くしてもらえるわ、診察が始まったらこうこうこうやって症状を説明して、診断書をちゃんともらうのよ。そうすれば病欠としてお給料も出るから。」

彼女はこれ以上ないというほど十分な説明をしてくれました。ありがたい。

病院を紹介してもらうときは、顔が広くておしゃべり好きの女の人に聞くと良い、ということがよく分かりました笑笑

予約なしで病院に飛び込む

同僚のアドバイス通り、開院の3分前に病院に行きました。予約はせず。

開院前はまだ鍵が閉まっているので、私の前には2人並んでいました。

開院時間になり、扉が開きます。

入るとすぐに受付があり、彼女のアドバイスに従って

Hallo ich habe keinen Tarmin und keinen Hausarzt aber ich habe starke Kopfschmerzen 

と言いながら保険カードを差し出す。

初診だったので電話番号を聞かれ、口で言うのは時間がかかると判断し、携帯の画面を見せる。

保険カードを返されて、「待合室で待っていて」と言われたので、待合室に行きます。

問診票の記入は特にありませんでした。

ドイツの病院の待合室

待合室は専用の部屋になっていて、扉が付いています。日本の病院だと、入ってすぐに受付でその前に椅子が並んでいてそこが待合室になっている、という場合が多いですが、私が行ったドイツの病院では待合室と受付は離れていました。

受付の前に上着をかけるハンガーや傘立てがあり、みんなそこに上着をかけて待合室に入っていました。

待合室内には雑誌や新聞、本が置かれていて、中央の机にはコップとガラスの容器に入った水が用意されてる歓迎ぶり。

子供が遊ぶスペースもありました。

何より驚いたのは待合室に入ってくる人は待合室にいる人に対してGuten morgenとかHallo zusammen とか挨拶をしながら入ってくることでした。もちろん待合室の中にいる人は返事をします。

たしかに無言で部屋に入ってくるのも変ですが、日本では患者さん同士で挨拶したりしないですよね。

ドイツでは患者さん同士で親しげに挨拶するものなのか、田舎だからそうなのかは定かではありませんが、不思議な体験でした。

ドイツ語での診察

Frau 〇〇(私の苗字)と名前を呼ばれて診察室に案内され、お医者さんと握手を交わします。

Was kann ich für Sie tun?(今日はどうされましたか?)と聞かれ、

Ab gestern habe ich starke Kopfschmerzen und ab gestern Abend habe ich Fiber.(昨日からめちゃくちゃ頭痛くて、昨日の夜から熱があります)

と症状も伝えます。

症状のドイツ語についてはこちらを参考にしました↓

それから同僚のアドバイスに従って、あそこの会社で働いてます、ということもそれとなく伝えました笑笑明らかに対応が変わりました笑笑コネクションって大事ですね笑笑

金になる紙 Arbeitsunfähigkeitbescheinigung

Krankmeldung 必要だよね?と聞かれて、お願いします、と答える。

Krankmeldung と Arbeitsunfähigkeitbescheinigungは同義です。

これらがあると病気で仕事を休んだ場合でもお給料が出ます。金になる紙です。

病院に行った日が金曜日だったので、「土曜日も働いているの?」と聞かれ、「はい」と答えると「じゃあ土曜日まで休みにしておくね~」というありがたい提案。

「昨日は働いたんだよね?」と確認されました。前日も休んでいる場合はその分も病欠扱いにできる診断書を書いてくれるようでした。神か、紙だけに。

病院では雑談スキルも必要

 Arbeitsunfähigkeitbescheinigungを印刷している間の沈黙で色々と話しかけられました。ドイツ語で雑談タイム。ときどきドイツ語が分からない部分もありましたが勉強中なのね~と優しい目で見てくれるドクター。

二枚綴りの Arbeitsunfähigkeitbescheinigungを受け取りました。

医療費ゼロ円

診療が終わるとそれで解散。ドイツは強制保険に入っている場合医療費はタダなので会計することなく帰れる。

日本の3割負担にすっかり慣れていた私は診察後受付前でキョロキョロしていたら「これで終わりよ~」と言われてなんだか罪悪感を感じながら受付のお姉さんに「ちゅーす」と言って帰る。

いやでもそう言えばかなりの額の保険料を月々お給料から取られてるんだった。

せっかくたくさん払ってるし会社が半分肩代わりしてくれてるんだから、こりゃ病院行くのに躊躇っている場合ではないな。

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